この記事にも書きましたが、招待券をいただいたので、生まれて初めてたくさんの『いけばな』に触れてきました。
いけばな には押さえるべきポイントがあるらしい
会場内には観賞方法の解説動画が流されていて、それを見ながらお花を観賞しました。
生け方によって『お花の種類1~3種類まで』や『正中線をきっちり取ること』など、決まりがあるそうです。
見た目がただ綺麗ということだけでなくて、制限(厳しい決まり)の中でどうお花を生かすかということに苦心されるようです。
ボケの花です。いろいろな展示がある中でいちばん初めに目が吸い寄せられました。
こういうふわっとしたものも好きなのかも(^_^)
入り口すぐのところの作品には、生けた人の想いが書かれたものが添えられていて、興味深く読みました。
お水はどうやってあげるのだろう、と素人くさい疑問が(笑)
テーブルを彩る小さなお花の展示もありました。影も素敵です。
天皇即位のいけばな
池坊では天皇が即位されると、お花を献上してきたという古い歴史があるそうです。
幕末に献上されたお花の絵があり、
それを復元したのがこちら。
空間もたっぷりととられ、立派に飾られているので、写真を撮っている人がたくさんいました。
なんとなくネコヤナギに惹かれます(笑)
来場されているのは、いけばなをお習いになっている方が多いようで、お友達同士で見に来ている方たちの会話をそっと盗み聞きしました(笑)
目を向けるべきポイントがいろいろわかって、なるほど、と思いました。
見たことのない変わったお花もあり、全体というよりは細かいところに目が行ってしまうのでした(^_^;)
いけばなは可憐で美しいだけではない
会場には一生懸命お花と向き合った結果が美しく飾られていました。
動画解説やお習いになっている方の会話のおかげで、作品に込められた気迫みたいなものを、私でも感じ取ることができました
気迫や強さみたいなものを感じつつも、やはり美しいお花には癒しの力があるなあとも思いました。
自分で生けようとは思いません(^_^;)