私が銀座のせんねん灸におじゃまして、チェアヨガを楽しんだ日に放送されるはずだった、ガッテンの鍼の特集。
ようやく放送がありました!
番組の内容をダダ―っと書いてみます。
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知られざる世界 鍼治療
最近、鍼灸院の数が増加しています。その数はコンビニエンスストアの数よりも多いのです。
鍼灸の学校に行くと、国家資格を取ろうと学んでいる若者で大賑わい。
中には大学の医学部に行っていたのに、その道はやめて、鍼灸の道に向かってがんばっている人も。
いま、鍼がアツいのだそうです。
街で聞いてみると、鍼治療を経験して治った!という方と、うさんくささを感じている人と、評価はくっきり真っ二つ。
スタジオゲストのお一人も鍼を刺して治るというメカニズムに疑問を持っている様子。
また別のゲストは週に1回、美容鍼(小顔など、美容を目的で行う鍼治療)をしているそう。「まだお若いのに~」というお言葉もありました。
鍼はよいという人と、効果がないという人。
いったいどっちが本当なのでしょうか。
ガッテンのスタジオに日本の鍼研究をリードする科学者が登場。
鍼の不思議や魅力を徹底解説します。
鍼のルーツ中国で、レジェンドに接触
ガッテンのスタッフが、鍼の神髄を教わるために中国へ。
「ツボを鍼で刺激すると、エネルギーの通り道が赤く浮き出る体質の人がいます。」
証拠の写真が登場。
腎臓の疾患をお持ちの方の脚の写真です。
足の裏の腎臓のツボに鍼をしたところ、脚の内側からひざ裏から、太ももの裏にかけて、ずーっと赤い線が浮き出ました。
もう一枚は心臓の疾患をお持ちの方。手に鍼をしたらそこから心臓までずーっと赤い線が浮き出てきたというもの。
身体にはエネルギーの通り道があるのだと先生は言います。赤い線がその通り道。
スタジオゲストのみなさんも「エネルギーという言葉が出てくるとね…」とちょっと怪しんでいます。
「西洋医学では薬を何mg投与したら、こういう効果があるとかわかりますけど、鍼でそれがわかるのですか?」とおっしゃるゲストも。
司会の人は「そういう話もありますけど、ちゃんと鍼で治ったという方もいらっしゃるんですよね。」と。
なんとなく怪しいイメージをもたれがちな鍼。
番組ではそんな疑いも吹き飛ぶような驚きの現場に遭遇します。
とある鍼灸院。
撮影の日にたまたま訪れた女性の患者さん。前日、ストレッチをしていたときにグキっとやってしまったのだとか。しゃべるのも辛そうな様子です。
最初に今の首の可動域を定規みたいなもので測り、鍼治療開始。
首に鍼を一本だけ刺しました。そのまま鍼をぐいぐいとかなり深く刺したり浅くしたり。
先生は「これですよね、当たりな感じですね。」と手応えを感じているようです。
数秒して「はい、いいですよ。」と先生は言います。
患者さんは恐る恐る首を動かしてみます。動いています。
「曲がります。普通に曲がります」とおっしゃっています。
スタッフさんも「1本だけ?1本打っただけですよね?」と疑っています。
その効果に患者さん自身も呆然としています。
これが鍼治療の持つパワー。驚きです。
「あんな数秒で治るなんて、身体の中で何が起きているのか」とスタジオゲストさんたちもびっくり。
もう一つの事例
中米カリブ海に浮かぶ島、ハイチ。2010年に死者が30万人以上も出た大地震があったところです。
地震発生後に鍼治療が大活躍したのがここ。医薬品が不足して満足に治療が受けられない患者さんたち。
痛みを取り去るために鍼治療が行われ、大勢の人が痛みから救われたのだそうです。
ハイチの人も「鍼は天からの贈り物です。痛みがあれば、鍼がそれを取り除いてくれるんです」とおっしゃっています。
映像と話を聞いて、スタジオゲストさんたちも少し鍼を見直しつつも、まだ「はっきりしたデータや証拠がないからモヤモヤします」と。
ツボの秘密に迫ります
日本、中国、韓国で微妙に位置がずれていたツボ。
2006年に開催のWHOの『経穴部位国際標準化公式会議』で、「ツボは361種類である」と定められました。国際的な統一基準です。(※361種類以外にもツボはあります)
ツボの人形がスタジオに登場。身体の上には、文字が書かれたたくさんのシールが貼られています。
四角いシールの上に漢字で書いてあるものは、中国や日本で呼ばれているツボ、漢字の隣にアルファベットと数字が組み合わさって書いてあるものが世界共通の名称になっているのだそうです。
各国の研究者同士がわかりあえるように作られたものです。(共通言語ってやつですね。)
四角いものとは別に丸いシールが。
その上には大腸とか小腸などと書かれています。
シールの貼られている場所は、大腸や小腸の位置からずいぶんと離れたところです。
ツボとはいったい何か
中国では老いも若きも、鍼に親しんでいます。
ペットにも鍼。犬の飼い主さんの話によると、飼い犬の腰のヘルニアが、鍼によって改善し、走り回れるようになったのだとか。
男性患者さんは、身体のしびれを治すために頭に何本か鍼を刺していて、頭に刺さったまま家に帰ると言います。
そんな中国で鍼の起源を探るために向かったのが、鍼研究の中心地、浙江省の衢州(くしゅう)。
出迎えてくれたのは中医師である金先生。中国きっての鍼の名手なのだそう。鍼を素早くうつその手さばき。スゴ技です。
金先生は17世紀にまとめられた鍼の古い書物『鍼灸大成』を見せてくれます。中国鍼灸の歴史や治療法が詳しく記されたものです。
「昔、ある人が石につまずいて、足を傷つけたときに、持病の頭痛の症状が治ったということがあったそうです。諸説ありますが、これがツボの始まりだと考えられています。」
以来、中国の人たちは鍼をうっては身体に起こる反応を見るという経験を長年にわたって積み重ね、現在のツボの大系を作り上げたといいます。
さらに金先生は、ツボの正体を示すある意外な事実を教えてくれました。
突然、番組ディレクターを診察し始めた金先生。脈診と舌診をしています。「どうも胃腸がよくなさそうですね。せっかくだから私の治療を受けて行きなさい。」
早速素早い手つきで鍼を打つ先生(肘にある曲池でしょうか?)。
番組ディレクターは「痛くない。全然痛くない。」さすが鍼の名手、まったく痛みがないようです。と思ったら!
すねの外側にあるツボに鍼をうち、すねの鍼と先ほど打った肘の鍼にに手を触れて揺らしたりしますと「いてててて!!」悶絶しています。さっきまで全然痛くなかったのに何が起きているのでしょう。
「やっぱりツボができてますね」と先生。
ツボができるってどういうこと…?
「実はツボというのは身体に不調があってはじめて現れるものなのです。あなたは胃の状態がよくない。だからこそこの足三里(すねの外側にあるツボ)が現れたんです。」
ツボって初めからみんなにあるものじゃなかったの??
スタジオに戻り「もし健康であれば、今、あなたにツボはない(ツボの自覚がない)」というお話が始まります。
例えば、指で押してみて痛いということは、そのツボに関連する部位が病んでいるということなのです。
ここで先生が登場します。
先生は鍼研究の第一人者、鍼の科学的メカニズムを研究し、鍼灸師としても治療を行うスペシャリストです。
先生はスタジオゲスト3人の手のツボを触っていきます。
いちばんお若い女性ゲストがいちばん、身体の状態が悪いのだそう。
先生はスタジオで腕の外側に鍼を刺し、少し深くします。
「ズーンと、あー来ました!!」と、女性ゲストはちょっと楽しそう。
鍼は刺したときは痛くないのですが、深く刺していってツボに近づくと少し重怠い痛みが出るのだそうです。
先生の手応えとしては、鍼を深くしていったとき、筋肉が収縮した感じになって、鍼が少し重たくなるので、ツボにきたと判断するのだとか。
ツボは不思議な世界だけど、その不思議な世界だと、どうしても確かなことが知りたくなります。
そこで「ツボはこういうこともあるんだ」という実験に移ります。
ツボとはいったい何なのか。
まず最初の実験は、鍼がツボを的確に捉えた瞬間の撮影です。
患者さんに鍼を打っています。刺して、上下に。
何度かしていると、筋肉がピクっと動きました。
この筋肉が痙攣するような動きは、鍼がツボを的確に捉えた証拠。この時、鍼の効果が表れるのです。
このような現象が起こる時、身体の中で鍼は何を捉えたのか。
場所は東京有明医療大学に移ります。この大学の協力を得て、超音波エコーで調べてみました。
大学の先生方も、実際に目で見るのは初めてなのだとか。
「これおもしろいね。」とか「すごいね、文明の力って」「こんなチャンスを与えてもらって」とモニターを見ながら口々に話しています。
何が見えたのか。
実験の被験者は肩がパンパンに張っている大学院生の男性。肩こりは慢性的にあると言います。
肩こりによい『肩井(けんせい)』というツボに鍼を刺します。超音波エコーのモニターには、鍼が斜めに入ったり出たりしている様子が映し出されています。
被験者さんが「今響きました!」と言ったときに鍼が到達していたのは白い層。先生たちは大興奮。
次は腰痛持ちの被験者さん。「おお来ました」と言ったとき、モニターにはまたもや白い層に鍼が到達している様子が。白い層の正体は筋膜。筋膜の層を打ち抜いたときに、響く感じが生まれるようです。
・筋膜とは
筋膜とは筋肉を包んでいる薄い膜の事です。でも、筋膜は誰にでもあるのに、まぜ病気がある人にだけツボが現れるのか。ツボの正体にはさまざまな説があり、まだ未解明な部分も多いのですが、今回は有力な説の1つを説明します。
腕の筋肉の模型が登場します。
私たちの腕が動くのは筋肉のおかげ。その筋肉の1本1本は細い繊維からできています。
その繊維がバラバラになってしまわないように、ひとまとまりで袋に入っています。その袋のことを筋膜と呼びます。(映像は鶏を捌いているものに。ササミの周りの膜を取っていますが、これが筋膜)
筋膜が両脇でキューっと細くなって、筋肉を骨に固定しています。
いわゆる腱というものです。この筋膜、ちょっと困ったことが起こることがあります。
無理な姿勢を続けていると、血行不良が起こり、筋膜にシワができます。
先ほど登場した肩こりの人の超音波エコーのモニターには、シワが寄った筋膜が映っていました。(健康な人は一枚の白い線のように映る)
筋膜には痛みを感じる受容体が密集しています。
シワになると痛いのです。
そして、シワが寄りやすいところがツボなのです。(※筋膜以外にも、神経が集まる場所などにツボがあります。)
鍼はシワに対して何をするのか。
シワの部分に鍼を刺します。そうすると小さな傷ができます。
これを治そうとして血流が集まります。たくさん血が流れるようになるとシワが消えます。
シワが消えることで、痛みも消えるということなのです。
お二人の被験者さんも鍼を刺したことで、筋膜のシワがすっきりとは言いませんが伸びていました。
治療を続けることで減っていくと考えられています。
指圧などでもシワを伸ばすことはできるけど、鍼はもっとピンポイントに働きかけるのかも、とスタジオゲストさんがおっしゃっていました。
番組冒頭に登場した、鍼1本で首の痛みが改善した女性、このときは鍼が首の筋膜を刺激した結果、痛みが取れたと考えられます。
中国で鍼を打ってもらった番組ディレクターのことを思い出してください。
胃腸がよくないのに、離れた場所である足に鍼を刺していました。
離れた場所に鍼を打っても効果があるのはどうしてでしょうか。
離れた場所に刺しても効果があるナゾ
離れた場所に鍼を刺しても効果をもたらす現象を見られる場所としてやってきたのが、産婦人科。
逆子の治療に鍼が使われているのです。逆子はそのまま出産すると、へその尾が首に巻きついたりするリスクがあります。そのため、帝王切開になるケースが多いのです。
鍼を刺すことで、逆子がひっくり返るということで、診察室に鍼灸師の先生が登場。
おなかの様子を超音波で見ながら、足(おそらく三陰交というツボとかかとのツボ)に鍼をします。
そうするとおなかの中の赤ちゃんがすごく動いています。「赤ちゃん回って!」と先生。
超音波エコーを見ると、鍼を刺すと、赤ちゃんは腕を激しくバタバタと動かしています。頭の位置が半回転動きました。こうした治療を続けることで、逆子が改善する人もいるとのことです。(※すべての逆子が治るわけではありません)
鍼を刺したのはお母さんの足なのに、赤ちゃんが元気に動き出すなんてどうしてなのでしょう。
スタジオの先生は
「ツボにはつながりがあることがわかっています。そのつながりがなんであるのか、科学的な研究が進んではいるのですが。実はこの足のツボと、子宮、卵巣を支配する場所は同じ神経(脊髄)によって支配されています。足の刺激をすると神経が興奮し、それがつながって子宮のところの血流が増えるというのが、今の科学的な説明です。ただ、こんな風に説明できないものもまだたくさんあります。ある人は、リンパや血液の流れが関連しているのではないか、またある人は筋膜が関係している、という風にいろいろな意見があります。起こるという現実はあるのですが、まだ科学的では説明できていないこともあります。」と。
「では先生、先ほどの妊婦さんは病んでいるわけではないので、ツボに鍼を刺しても痛くないのですよね?」と司会の人が聞きます。
先生はその問いに対して「逆子になっているということは体調の変化があるわけですから、なんらかの反応はあると思います。」と答えました。つまりツボなのです。
逆子の赤ちゃんが動いたのは、足からの刺激が神経のネットワークを通じて伝わったからという説明になります。
私たちの全身の組織は、血管や神経、リンパなど様々なネットワークで結ばれています。
ツボを刺激するとこうしたネットワークを通じて離れた場所にも作用すると考えられているのです。
そして最近、新たに注目されているネットワークがあります。先ほど紹介した筋膜です。
例えば、ふくらはぎの筋膜は、太もも、背中、首の筋膜につながっていることがわかってきました。
筋膜のつながりに、中国に伝わる『経絡(けいらく=中国に古くから伝わるツボ同士のつながり)』を重ねてみると、驚くほど一致していたのです。
また、首から手にかけての筋膜のつながりも一致。今、盛んに研究が進められています。
逆子の他にもおもしろい現象が
ツボの中でも最も重要とされる『合谷(ごうこく)』。
頭痛や歯痛など、頭部の痛みに効果があるツボとされています。
合谷に鍼を刺し、顔の血流を測定してみると、鍼を刺して10分後、顔の血流が劇的にアップしました。人体に張り巡らされたネットワークに対する鍼の効果、驚きです。
鍼の種類
日本の鍼の特徴は、とても細いので管の中に入っています。
中国は少し太め、これは中国の鍼が外科的要素も含んでいるためなのだそうです。中には皮膚を切り開けそうな形状の鍼も(最近はあまり使われていないそうです)。
子どもや、鍼が苦手な人向けの『小児鍼』という刺さない鍼もあります。
ローラー状のものは皮膚の上をコロコロすることで、刺激を与えるもの。
中にバネが内臓されていて、刺さらない鍼もあります。
だいぶ研究は進んでいますが、エビデンス(治療法に効果があることを示す根拠)の確立が課題と先生もおっしゃっていました。
保険
方程式どおりに東洋医学のことを説明することはできませんが、鍼で助かっている方々がたくさんいます。
西洋医学では改善がむずかしい症状が、鍼でよくなるケースがあります。
脊柱管狭窄症にお悩みの女性。脊柱管狭窄症は、腰骨の変形が神経や血管を圧迫、足に痛みやしびれが出る病気です。手術で痛みは取れたものの、両足にしびが残ってしまいました。「手術が終わった後、立って歩けるようにはなったんですけど、このしびれには耐えられないので、わらをも掴むつもりでやってきました。」
女性が救いを求めたのが鍼治療。鍼治療を受けると血流が改善し、ひどいしびれが和らぐと言います。
「しびれがあって、左右の脚に温度差がありましたが、それが多少よくなったかなと。」
こうしたしびれや慢性痛の改善に、特に期待できる効果として、鍼が認められているのです。
次に登場するのは、年々、全身の筋肉が硬直し痛みが起きている男性。
「夜、痛くてどうやって寝たらいいのかわからない。」と言います。
痛み止めの薬もありますが、この男性には使えないのです。理由は病気の進行を抑えるためにすでに多くの薬を飲んでいるから。
男性の妻が言います。「薬が増えると今度は副作用が出てきますので、先生もそれ以上は増やしてくださらないんです。」
薬に頼らずに痛みを取りたい。
そんな人に対しても鍼治療は助けになります。
この男性は週に3日、鍼灸師に往診をお願いしています。
鍼治療を受けると痛みが和らぎ、自分の力で歩けるようになります。
「いつも痛みのために、苦虫をかみつぶしたような顔をしていますから、本当に先生が来てくださるとほっとします」と妻も言います。
「本当にありがたいです」と本人も。
他にも、母乳で育てている赤ちゃんへの影響を心配して薬が飲めない妊婦さんからも、鍼治療は喜ばれているそうです。
鍼治療を受ける際のポイント
・自費診療が一般的。時間は30分から1時間、費用は3000円~10000円。
・一部の疾患(神経痛、リウマチ、腰痛、肩や首の痛みなどの疾患、他にも、慢性的な痛みで医師が必要と認めたもの)には、医師の同意があれば、保険が使えることもある。長引く痛みがある人は検討してみては?
鍼やツボにまつわる驚きの発見
ヨーロッパ・アルプスで発見された、およそ5000年前の氷漬けにされたミイラ『アイスマン』。
注目は、アイスマンの身体のあちこちにある入れ墨(タトゥー)です。
研究者は「初めてこのタトゥーを見たとき、驚きのあまり倒れそうになりました。現代の鍼灸治療を行う場所と、ほぼすべて重なっていたからです。」と言います。
入れ墨とツボの位置が一致。いずれも腰の痛みに効くとされるツボだと考えられています。
中国でツボについて書かれた最古の記録は、今から1800年前。その3000年以上前にヨーロッパでツボを使った治療が行われていた可能性があるのです。ツボの世界はまだまだ奥が深そうです。
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鍼が身体に効くメカニズムが、少しずつ解明されつつあります。
鍼は『効く』という結果が長年に渡って積み重ねられてきたもの。
解明したがりの私たちはエビデンスを求めてしまいがちです(^_^;)
痛みなどのお悩みがあり、でも、鍼に懐疑的な方も、一度試してみてはいかがでしょうか?
「鍼は初めてなんです」と伝えたら痛みがないようにすることもできる、と私がお世話になっている先生もおっしゃっていました(^_^)
これはお世話になっている鍼の先生が、自分の腕に鍼を刺して「写真撮っていいよ」と言ったときの写真です(笑)