今日から雨水。
『雨の水』と書くとおり、この頃から少しずつ暖かくなって、降ってくる雪も雨に変わっていきます。
奈良も夜明け前から、小雨が降っています。
これからは三寒四温を繰り返しながら、少しずつ季節が春らしく変わっていきます。
今週は気温が高めのようですが、まだ2月。
寒い日もあるでしょうから、油断はできません。
気温差に上手に対処していきたいものです。
『雨水』のこの日にひな人形を飾ると、良縁に恵まれるとされていますから、女の子のいらっしゃるおうちで、お雛様を飾る方は、どうぞこの日に(^_^)
雨水の過ごし方
気温差攻略に知恵を絞りましょう。
お出かけ前に天気予報を見て、家を出る時間と日中の気温、お帰りになる時間帯の気温をチェック。
分厚いものを一枚着るよりも、薄手のものを重ね着した方が、衣服での温度調整がしやすくなります。
引き続き、首や手首、足首、腰の保温にも努めましょう。
暦の上では春です。
立春から一か月はおひさまを浴びるようにして、冬の日光不足を取り戻しておくと、骨も丈夫になりますし、免疫力もアップします。
日光を浴びることで脳が活性化することも証明されていますから、記憶力の向上や認知症にもよい効果が期待できるとされています。
以前にも書きましたが、おひさまを顔に浴びる必要はありません。
手のひらをおひさまに向けるだけでも大丈夫です。
そして、早寝早起きに心がけましょう。
早い時間に寝て睡眠時間を確保し、朝は早めに起きておひさまの光を浴びると、精神的にも落ち着きます。
春のおひさまは大事にしましょう。
雨水の食べ物
気の巡りが活発になってきます。
体内の気の巡りのバランスが崩れることで、身体や心にさまざまな症状が出ます。
イライラや不安感、ふわふわとしためまいが起こったり、肩こりや頭痛がひどくなる人も。
気の巡りをよくする香味野菜を積極的に摂るようにしましょう。
三つ葉、セロリ、春菊、にらなどがそれです。
年度末の忙しさや、これからやってくる新年度の準備などで、いつもと違うストレスにお悩みの方もいらっしゃると思います。
香りの強い食べ物は気の巡りをよくするだけでなく、精神安定に役立ちますから、ストレスを感じているときこそ香味野菜を。
また、春になると、寒さで縮こまっていた身体が少しずつ緩んできます。
冬の間に溜まった老廃物を出していく時期でもあります。
えぐみのある山菜などを摂るようにすると、老廃物を出すお手伝いになりますし、感染症の予防にも。
いつも言っていますが、季節のものは間違いないので、この季節のめぐみを積極的に食べるようにしましょう。
花粉症でお悩みの方、胃腸が弱っているとアレルギー症状が強く出ることがあるそうです。
冷たいものや、なまものは控え、食べ過ぎ、飲み過ぎにならないようにします。
食事のときはいつもよく噛んで食べるようにすると、胃腸への負担が軽くなります。
花粉症のツボ
ヨガのクラスでも押すツボ、合谷(ごうこく)
首から上の症状すべてによいツボとされています。
親指と人差し指のV字になっているいちばん奥にあるツボです。
花粉症といえば、目のかゆみや充血、鼻水鼻づまり、顔のむくみや頭痛、のどのかゆみなど、首から上の症状が多いですよね。
吐く息でグーッと押し込んで、吸う息でそっと緩めます。痛くない程度の力加減で5回ほど繰り返しましょう。
合谷は電車に乗っているときでも押せるツボなので、花粉症にお困りの方は、まめに押してみるといいかもしれません。
鼻づまりの方は、寝る前に迎香(げいこう)や上迎香(じょうげいこう)というツボを押して鼻づまりを解消させておくといいそうです。
迎香は犬歯の付け根あたりの鼻のくぼみにあります。
上迎香は鼻の付け根にあります。
鼻づまりを解消して、ぐっすり眠れるといいですね。
何年か前のテレビ番組で、ヨガは花粉症の改善にとてもいいというお話を、お医者様がなさっていました(^_^)
ポーズもいくつか紹介されていて、背骨を動かしたり、背骨をねじる動きが、花粉症の改善にいいのだそうです。
花粉症でお悩みの方、ヨガのクラスに参加してみると、症状が軽くなるかもしれません(^_^)
花粉症でしたが、ヨガのおかげか症状なし(^_^)