今日もよい日

ストレスのお薬としてのヨガ。お医者さんたちも、ヨガと瞑想に注目しています。

身体が即反応! 薬局で買える葛根湯、漢方医から教わった飲み方をシェアします(^_^)

 

 

今日から2月です。

 

冬のはじまりからずっと観察しているのですが、私のヨガのクラスでは、咳をしている人が少ないような気がしています。

 

みなさん、自分の身体を大事に扱っていて、予防に心がけているのかもしれませんし、ヨガで免疫力がアップしているのかもしれませんね(^_^)

 

 

私も、風邪をひかないように心掛けてはいるのですが、電車に乗って移動しているので、風邪の菌はいつだってすぐそばにいます(笑)

 

風邪をひかないために、この記事のようなあれこれをしています。

 

 

 

でも、風邪っぽくなってしまうことは年に数回はあります(^_^;)

 

そんな時に私が頼るのがこちら!!

 

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漢方の『葛根湯(かっこんとう)』です(^_^)

 

風邪のひきはじめに、寒気がして、背中がゾクっとしたときに効きます。(※ゾクっとしないタイプの風邪には効きません(^_^;) )

 

 

なんばスカイオの漢方のお店で煎じて飲むのもいいのですが、常に家にあるのは薬局で購入できるこのタイプ。

 

風邪かなと思ったときにさっと服用できるのが利点です。

 

私の場合は、ひきはじめに1服か2服飲んだら、もうだいじょうぶです。

 

 

ヨガのクラスでお話を伺っても「葛根湯飲みまーす」とおっしゃる方は結構いらっしゃるので、ポピュラーな漢方薬だと思います。

 

でも「あまり効かない気がする(^_^;) 」とおっしゃる方も結構いらっしゃいます。

 

そんな方向けに、葛根湯のあれこれを・・・。

(身体に関するセミナーに参加したときに、薬剤メーカーの方の講演で学んだ内容です。)

 

 

 

葛根湯の選び方

 

薬局に行くと、葛根湯だけで3種類くらい並んでいることがあります。

メーカーが違うだけではないのです。

配合量の違いもあるのです。

 

私は『満量処方』と書いてあるものを選びます。

満量処方のものは、病院で出してもらえるものと同じ配合量なのです。

 

他には『2/3量』とか『1/2量』など、成分がちょっと薄めのものがあります。

 

半分の量でも効くように工夫されているそうなのですが、なんとなく私は『満量処方』を選んでいます(笑)

 

お値段は少し高めです。

 

 

 

漢方医から教わった葛根湯の飲み方(^_^)/

 

箱を開けますと、こんな個包装が入っています。

中身は茶色の顆粒状です。

 

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病院でもらう粉薬のように、封を切って、お水(白湯)を口に含んで、粉を口へ投入…飲み下す、という飲み方をしている方!

 

間違いではないのですが、私の飲み方はそれとは違うのです。

 

 

 

葛根湯、私はお湯に溶かして飲みます(^_^)

 

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お湯に溶かして飲む方法

 

まず、お湯を沸かします。

 

沸くまでの間に、湯呑みに封を切った袋の中身を全部入れます。

 

そして、衣服を着込んで暖かくします。

 

首元もマフラーなどでしっかり覆います。手首や足首も冷えないように。

 

室温が低い朝は耳に耳当てをすることもあります(笑) 頭に毛糸の帽子もかぶっちゃう?(笑)

 

とにかく保温に努めます。

 

 

お湯が沸いたら、湯呑みに注ぎます。

私は150ccくらいがちょうどいいです(^_^)

 

お湯を注いだら、よーーーーくかき混ぜます。

 

私があまり得意としていない シナモン(漢方だと桂皮=ケイヒ です)がお湯の表面にふわふわと浮いているので、一生懸命に混ぜます(笑)

 

よく混ざりましたら、普通にお茶を飲むようにふぅふぅと冷ましながら、ゆっくりと飲みます。

 

味は甘くて苦い。私はこの味、嫌いではないです(^_^)v

 

 

封を切ってそのまま飲むよりも、時間をかけて味わいながら飲むことで、マインドフルな薬の服用ができます(笑)

 

なので、スマホしたりテレビを見たりではなく、ひたすらに葛根湯と、味わう自分に向き合います(笑)

 

『飲んでいる』という実感は、適当にささっと飲むよりも、薬効を高めてくれそうな気が(笑) プラセボ(笑)

 

 

湯呑みがからっぽになったらおしまい、ではありません。

 

今度はその湯呑みに、熱湯を注ぎます。

 

まれに湯呑みの底に葛根湯のエキスが残っていることがあるので、というのもありますが、風邪を引きかけているときは、水分をたくさん摂った方がいいからです。

 

葛根湯は身体をあたためるはたらきがあって、汗を出すことで風邪を撃退します。

 

汗を出す=水分が失われる。 ですから、身体を冷やさないためにも、水ではなく、お湯を飲むのです。

 

 

衣服も暖かくした状態で、熱湯をちびちびと飲んでいると、私の場合は、左右の肩甲骨のまんなかあたりからぶわっと細かい霧のような汗が出てきます。(すぐにふき取ります)

 

普段、白湯を飲んでいますが、白湯だけで汗が出ることはないので、これは葛根湯の薬効だと思います。

 

私は、葛根湯をお湯で溶かすという飲み方だと、1服か2服で風邪っぽさは消えます。

本来は一日に3服飲むのがいいそうですが。

 

飲んでいるうちに肩から腕にかけてポカポカしてくるので、『葛根湯は肩こりにも効く』というのも実感できます。

 

 

いつ飲むと効果的? 

 

大事なことは空腹時に飲むということ

 

 

ヨガのクラスでもよく聞かれるのが「葛根湯の後にごはんを食べるならいつごろですか?」です。

 

私は食事まで30分くらい空けますが、いちばん効き目があるのが空腹時の服用ということなので、葛根湯+お湯の後、すぐにごはん食べてもいいと思いますし、最悪、ごはんの後でもいいのではないかと(^_^;)

 

飲まないよりは飲んだ方が絶対にいいですから(^_^)

 

なんか身体がおかしいなと思ったら、食前食後問わず、すぐ飲むのです(^_^)/

 

 

そして、風邪を引いたら食事を少なめにするといいそうです。

 

少なめにした夜ごはんを早い時間に食べ終わることができたら、寝る前に葛根湯を飲みます。

 

私は、起き抜けの おなかからっぽ状態のときに飲むことが多いです。

 

 

この方法でも反応もないし、あまり効かない方は、体質や今の症状と葛根湯とが合っていないのかもしれません。

 

そんなときは、お医者様のところや、漢方を処方してくれるお店でご相談ください。

 

風邪っぽさを感じたら、身体を冷やさないようにして、よく休んで、よく眠りましょう(^_^)

 

 

 

暦の上ではもうすぐ春ですが、寒い日はまだまだ続きます。

 

風邪をひかない工夫、ひきはじめの対処を万全にして、ひどくならないようにしたいものです。