2019年の月イチシネマ歌舞伎、上演される演目が発表になりました。
敷居(チケット代(笑))が高いと言われている歌舞伎を、映画館で観ることができます。
今年のラインナップを見ますと、中村屋(特に弟の七之助さん)が好きで歌舞伎を観ている私としては、2019年はイマイチ(^_^;)
上映が決まった10本のうち、七之助さんが出てるのは2本しかないので…
今年度のラインナップ
観に行く予報も合わせて、今年度のラインナップを(笑)
☆…観に行く(^_^)/
△…観に行くかも
☆4/5(金)~25(木) 野田版 桜の森の満開の下
観ます!実際の舞台で見逃したところ、聞き逃したところが絶対にあるので(笑)
おととしの夏に歌舞伎座で上演された新作です。
・5/17(金)~23(木) スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース
アニメのあのワンピースが歌舞伎になりました(笑)
2015年新橋演舞場で上演されました。
ルフィは猿之助さん。大阪松竹座でも上演されていましたがパスしました(笑)
なぜなら、原作のアニメを全く知らないから(笑)
・6/21(金)~7/4(木) 鷺娘(さぎむすめ)/日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)
菊之助さん(下町ロケットで社長をなさってたようで(笑))と玉三郎さんがお出になるので、観たいような気も。
2005年歌舞伎座の演目。
△7/5(金)~11(木) 天守物語(てんしゅものがたり)
勘九郎さんがお出になっているので観るかも(笑)
2009年歌舞伎座。
・8/23(金)~29(木) グランドシネマ 日本橋(にほんばし)
これはめずらしいです。玉三郎さんと、テレビなどにお出になっている普通の役者さんで作り上げた舞台。
ノーマークでしたが、あらすじと予告動画観ていたらちょっと気になってきました。2012年日生劇場。
・9/27(金)~10/17(木) 幽玄(ゆうげん)
能の3つの演目を元に作られたものだそうです。太鼓集団の鼓童(こどう)と組んだ舞踊作品です。新作。
玉三郎さんがお好きな方は観に行かれるといいと思います。
2017年博多座の公演を収録。
・10/18(金)~10/24(木) スーパー歌舞伎 ヤマトタケル
ちょくちょく上映されているような(^_^;) 一度も観たことありません(笑)
2012年新橋演舞場。
☆11/8(金)~28(木) 女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)
新・幸四郎さん(染五郎さん)と猿之助さんがお出になる新作です。
仁左衛門さんの女殺油地獄はシネマ歌舞伎で観たことがあるのですが、おもしろいというよりは、ちょっと考えさせられるような、重いお話でした。
☆12/6(金)~12(木) 人情噺文七元結(にんじょうばなし ぶんしちもっとい)
勘三郎さんと勘九郎さん親子で出演されます。七之助さんはどこにいったの?(^_^;)
2007年新橋演舞場。
△1/3(金)~1/23(木) 廓文章 吉田屋(くるわぶんしょうよしだや)
2009年に歌舞伎座で上演された演目。
シネマ歌舞伎では新作扱いなのだそうです。
ムビチケカード三枚セット
シネマ歌舞伎を観るのに、当日券だと2100円。映画館のサービスデーや割引などの適用はありません。
前売りのムビチケカード三枚セット(5400円)を買っておくと、一作品1800円で観ることができます。
どれか一つの作品をお友達含めた三人で観るときにも使えます(^_^)
これを持っていたら、事前にネット予約もできるので、当日、席がない!なんてことを回避できますし、早めに予約しておけば、お気に入りの席を確保できます。
販売は昨日(1/12)から始まっていて、12/5(土)までの間、買うことができます。
ヤマトタケル(220分の長編。途中休憩あり)は当日券だと3100円ですが、ムビチケ(1枚あたり1800円)があれば差額を払わなくても見ることができます。
ちなみに鷺娘(61分)の当日券は1100円。ムビチケで観ても差額の返金はないそうです(笑)
数量限定ですが、今年はオリジナルのチケットフォルダーがもらえるようなので、どうせ買うのだから、早めに買いに行っておこうかな(笑)
以前、シネマ歌舞伎の三枚綴り前売り券がまだムビチケカードじゃなかったころは、購入した日付のスタンプが押され、購入当日には使えませんでした。
今はムビチケカードになったので、購入当日に使えそうな気がするのですが、未確認です。あらかじめ買っておいたほうがいいと思います。
この記事の最後に登場するのですが、新作はそれ単体のムビチケが発売されることもあるようです。
『沓手鳥孤城落月/ 楊貴妃』 は単体のムビチケが発売されましたし、4月上映の『桜の森の満開の下』も現在、単体のムビチケが発売中です。
2020年2月の『みんなで選ぶリクエスト上映作品』を含めて、今年度の月イチシネマ歌舞伎は11作品あります。
三枚セットと単体のものを上手に組み合わせて観たいなあと思っています(^_^)
今年も 解説つき上映会はあるのかな?
私が観に行くなんばパークスシネマでは、演目によりますが、歌舞伎に詳しい先生方の解説付き上映会『月イチ歌舞伎学園』が、期間中1回、設けられています。
(いまでは全国でも解説付き上映会が広まっているようですね(^_^))
2018年度、私が観たシネマ歌舞伎の解説つき上映会は月曜日が多かったです。
その前年、2017年度は火曜日開催が多かったので、都合がつけば解説付きの日に足を運んでいました。
解説付き上映会では、上演前に20分ほどですが、お話上手な先生方から予備知識や小ネタを教わり、あらかじめわかりづらいところを解説いただいたおかげで、物語の理解が深まったのでした。
歌舞伎3年生の私は、歌舞伎をずっと観てきた方に比べると知らないことばかり。
解説があるのとないのとでは、お話に入り込める度が変わってくるので(笑)、今年度はぜひ、月曜日以外でお願いしたいなあと思っていますが、ささやかな願いが届くかどうか…。
公式の発表を待ちたいと思います(笑)
✳✳ 追記✳✳
関東、関西
そして昨日から、この作品の上演が始まりました。
沓手鳥孤城落月(ほととぎす こじょうのらくげつ)/ 楊貴妃(ようきひ)の二本立てです。
2018年度最後のシネマ歌舞伎の演目です。
特別映像がたっぷりなのだとか(^_^)
沓手鳥孤城落月(ほととぎす こじょうのらくげつ)は、大坂夏の陣が舞台。
追い詰められた淀の方/秀頼親子の物語です。
玉三郎さん演じる淀の方が気が触れておかしくなってしまうところは、本当に怖かったです(>_<)
七之助さんも秀頼の役で美しいお顔で出演なさってます(^_^)
2017年歌舞伎座で収録、私も歌舞伎座で観ました。哀しい物語なので落涙(^_^;)
楊貴妃(ようきひ)は、玉三郎さんと市川中車さんの舞踊の演目。中車さん=香川照之さんです(笑)
中車さんの舞踊はまだ観たことがないので楽しみです。
上映は2/1(金)までなので、時間を見つけて行きたいと思います。
そしてこれ。
4月が楽しみです(^_^)
過去のこちらの記事にもシネマ歌舞伎について書きました