今朝の奈良は、最低気温が氷点下です。
マイナス1.4℃。
年の瀬を迎え、寒さが厳しくなってきました。
お出掛けするときは、防寒対策を万全に、身体を冷えから守りたいものです。
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先日、大阪の南森町にあるせんねん灸ショールーム大阪に行ってきました。
お灸教室に参加するためです。
お灸教室は、日替わりのテーマに合わせたツボにお灸体験できるイベントです。
今回のお灸教室ではサーモグラフィを使いました。
温度を感知するカメラでお灸の温熱がどんな感じで皮膚(身体)に伝わっていくのか、目で見ることができます。
この画像はネットからお借りしました。
温度が高いところはオレンジや赤などの暖色、温度が低いところは緑や青色で映し出されます。
お灸教室でもこんな感じで、お店の壁にかかっているテレビにリアルタイムの顔や手足の先を映し出します。
見慣れない間は、自分の顔が映し出されるのを見て、不気味に感じていました(笑)
お灸を据えて、カメラを通してみると、お灸を据えているところはまっしろ(いちばん温度が高い)になっているのですが、その白色は、思ったよりも広範囲にぽわーんと広がっています。
「鍼と違って、お灸はちょっとくらいツボから外れていても、効果があるのです。だからセルフケアに最適。」というお話に納得です。
肘にある曲池(きょくち)というツボにお灸を据えます。
手の甲を上にして肘を曲げ、肘のところにできる横じわの先端にあります。
ネットからお借りしました
曲池にお灸を据えてカメラで見ると、ある参加者さんは、紫から青色寄りだった手の指先が黄色やオレンジ、赤色に変わっていきます。
ツボにお灸を据えると、離れた末端がどんどんと温かくなっていく、ということです。
そして、前腕も青っぽい色で映し出されていたのですが、肘から手先にかけて緑色のラインがうまれました。
「これが経絡です。」とスタッフさんがおっしゃいます。
経絡を目で確認できたのは初めてかもしれません(笑)
ツボに据えたお灸の温熱が、経絡を通って、つながりのある末端に作用しているということを示しているのだと思います。
足先も、カメラで見ます。
靴下を履いていると、足の体温をカメラが捉えられないので、普通は青や紫色だったり、黒=画面に映らない ということが起こるのですが、カメラで見た私の足先は綿の靴下を履いているのに、黄色やオレンジ(笑)
靴下越しにもわかるくらいの私のぽかぽかの足を、サーモグラフィ越しに見たスタッフの方も「このお店に来る方ではとてもめずらしいです(^_^)」と感心なさっていました(笑) やったね!(^_^)/
お店に来る方は、足先の冷えにお悩みの方が多いのでしょう。
足先の冷えによい三陰交(さんいんこう)というツボに、太陽という火を使わないお灸を貼りました。(私の足先には必要ないけど(笑))
私の足先が冷えていないのは、ヨガと、足裏にお灸をすること、普段から冷えに対しては神経質だからかな、と思いました(笑)
足裏のお灸のしかたはこちらの記事にあります
お灸教室のスタッフさんはすごいです
お灸教室のスタッフさんは知識が豊富で、質問にも即座に答えて下さるのですごいなあと思っているのですが、この日の担当スタッフさんは、これまでの担当さんの中でも最強でした(笑)
他の参加者さんからのちょっと特殊な質問(身体のお悩み)に、このツボがいいですよ、と何も調べることなく、場所を教えていました。
お灸の使い分けのアドバイスなどもなさっていました。
お灸の種類によって温度が違うのですが、その違いをどうやって作っているのか、やっぱりお灸って熱いほうが効きますか?など、私も質問をしてみました(^_^)
とてもわかりやすく教えてくださいました。ありがたや。
せんねん灸、温度の違い
せんねん灸にはいろいろなラインナップがあるのですが、それぞれに温度の違いがある、ということは知っていました。
お灸をどう工夫することで、温度の違いを生み出せているのか。
私は『使っているもぐさの量と太さ(直径)の違い』だと想像していたのですが…。
これは私がいつも使っているレギュラー灸(伊吹)です。
リッチな感じの金色(笑)
こちらはレインボー。一番温度が低いお灸だそうです。
レインボーの方が心持ち、径が太いような(^_^;)
せんねん灸はもぐさの先に火をつけて、その温熱が台座の穴を通して身体に伝わるという仕組みです。
せんねん灸のサイトからお借りしました。
サーモグラフィの画像もあって、わかりやすいです(^_^)
温度の違いの秘密は台座
レインボーとレギュラー灸の違いは台座にあります。
レインボーの台座には和紙が貼られていて、レギュラーには貼られていません。
温熱が間接的に伝わるか、ダイレクトに伝わるかで温感が変わるのだそうです。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、レギュラーは台座の底が平ら、レインボーにはくぼみがつけられています。くぼみが温熱をやわらかくしてくれるのだそうです。
そして、台座の高さ。
台座は薄いパルプを何十層にも重ねてできているのですが、高さを作ることで、温熱をやわらげることができるのだそうです。
右がみそ灸、割とハードな温熱のお灸です(笑)
左側にある、みそ灸よりも背の高いのが『はじめてのお灸moxa 香木のかほり』。やさしい温熱のお灸です。パルプの層が厚いのです。
皮膚が厚いかかとから温熱をじわーっと浸透させるためには、ハードなのがいいかなと勝手に思っています(笑)
熱ければいいというものではありません(笑)
スタッフさんもおっしゃっていましたが、一番弱い温度でも十分に温熱の効果は身体に伝わっていくのだそうです。
では、どうして熱さレベルが強めのものがあるのか。
それは『やった感』(笑) ←スタッフさんが本当におっしゃっていました(笑)
昔のお灸は、わざとやけどを生じさせて身体を回復につなげていく、というやり方もあったそうです。
熱くないといけないと思っている年齢が高めの方もいらっしゃって、そんな方からのニーズに応えるために熱いのがあるのかなと思いました。
今のお灸は、やけどをするほど我慢をしなくてもきちんと効果はあり、熱いなと思ったら外してください、とあります。
だから私も、熱いなと感じたら外して、別のツボに据え直したりしています。一粒で2度おいしい(笑)
買い物をしたら、たくさんのおまけが(^_^)/
こちらは、火を使わないお灸 『太陽』と、火を使うお灸です。
買い物をするとこの2つを毎回おまけにつけてくださいます。
火を使うお灸、いくつかある中で、ハードなみそ灸を選んでみました(笑)
一箱に5個入っています。左右のツボに使いたいから偶数にして(笑)
限定の ツボ下敷きです(笑) なぜかB5サイズ(笑)
学校でもきっと人気者になれます(笑)
買い物をすると押してもらえるスタンプが3つたまったので、店頭で販売しているおためしタイプのお灸から好きなものを選ぶことができました。
お灸教室で使った炭のお灸を選びました。煙とにおいがほとんどないお灸です。これまでに家で使ったことはない種類です。
火がつきにくいのですが、燃焼時間は1.8倍なのだそうです。12点入って500円で販売しています。
シルバーでスタイリッシュ(笑)
そしてこれ!!
クリスマスのキャンペーン期間に買い物をしました。
この袋はクリスマス期間にもらえるランダムなお灸詰め合わせです。
いつも使っているレギュラー灸と、それより弱い温熱のものがいろいろと入っています。
スタッフさんは「一袋に80点くらい入っていますよー(^_^)」と。
80点というと、普通に販売しているお灸の小サイズと同じ量…。
こんなにたくさんいただいていいのでしょうか(^_^;)
お灸に興味がある方、お店に行きましょう(^_^)
お店で教わりながら、正しい場所にお灸を据えることで身体が楽になりますし、温熱の違いを自由に試すこともできます。
心もほーっとゆるんで、私はいつも眠くなります(笑)
お灸やツボ、健康の知識が得られるだけでなく、おまけまでいただけます。
インターネットでもお灸は販売されていますが、ネットショップで買うより、お店に行った方がいろいろとお得だなあと思って、私はせっせとお店に出掛けています(笑)
南森町駅から徒歩5分のところにお店があります。
今日12/29(土)から1/4(金)まで、お店は年末年始のお休みに入っています。
年明け1/5(土)から1/9(水)まで、初売りセールだそうです。
でもこのセール、内容を見るとお得なのですが、たくさん買うと、たくさんのおまけがついてくるというもの。
お灸をすでに使っている人向き(^_^;)
お灸を習慣に
来年は、何か新しいことを始めたいなあという方、お灸はいかがでしょうか?(笑)
あ、伝統的なヨガをなさったことがない方、年が明けたら、『新しいこと』として、私のヨガのクラスにも足をお運びいただければ(^_^)
お灸教室では、ツボの正確な場所を教えてもらえます。
対応するツボにお灸を据えるだけで、遠く離れた膝や腰の痛みを解消できますし、女性にうれしい美肌、むくみやリフトアップのツボを教えてくださる回もあります。
もちろん、お灸教室以外の営業時間中におじゃましても、丁寧に相談にのってくださいます。
最近のお灸教室には、ランナーのための回もあるそうです。
お灸をすることで、走る前に筋肉の機能を目覚めさせ、走った後のアフターケアにもお灸が有効とのことです。
私もいつかおじゃましたい『ゆがみ測定体験会』の日はお灸によって身体のゆがみを解消していきます。
「正しいフォームを身につけたいランナーの方にもおすすめです(^_^)」とスタッフさんもおっしゃっていました。
ヨガのポーズも安定するかもしれませんね(^_^)
今度聞いてみよう(笑)
大掃除の疲れにもお灸を