今日もよい日

ストレスのお薬としてのヨガ。お医者さんたちも、ヨガと瞑想に注目しています。

寒暖差疲労に陥らないためのセルフケア

 

 

 

テレビのニュースでも話題になっていましたが、師走なのに夏が来ました(笑)

 

おとといの奈良の最高気温24.9℃。あと0.1℃で夏日でしたが(笑)

 

昨日の奈良の最高気温も19.3℃、最低気温は8.8℃と、12月としてはかなり高めでした。

 

しかし、週末はぐっと寒くなって、奈良の最低気温は0℃になるのだとか(^_^;)

 

身体がびっくりしそうですね(^_^;)

 

 

寒暖差疲労

 

私たちは普段、気温のアップダウンに自動的に対応できています。

 

しかし、気温のアップダウンが激しいと、身体がそれについていけずに、疲労感や倦怠感を強く感じることがあります。

 

これが寒暖差疲労

他にも肩や首のコリ、頭痛、身体の冷えなどの症状が現れます。

 

これらは、自律神経の乱れが原因なのだそうです。

 

数日前のニュースでお医者様も「首を冷やさないように。首は自律神経が通っているところなので、首が冷えると、自律神経のバランスが崩れ、身体の不調が起こります。」とおっしゃっていました。

 

 

気温のアップダウンはコントロールできませんから、自律神経の乱れを誘発しないように工夫することが、寒暖差疲労の予防法のようです。

 

私が普段していることで、自律神経を整えるのに役立ちそうなことを書いてみたいと思います。

 

 

首を冷えから守る

 

以前の記事にも書きましたが、私は首に巻き物をしていることが多いです。(夏でも巻き物しています(笑))

 

寒い夜は、眠る時も、フリース素材のネックウォーマーを巻いて首を冷やさないようにしています。

 

もっと寒くなってきたら、寝るときには頭にも被り物をして寒さから身を守っています(笑)

 

 

身体をあたためる食べ物を

 

首の冷えもそうですが、身体の冷えにも気を付けた方がいいです。

 

身体の外側は服装で調整したり、湯船に浸かってしっかりと温める。

 

身体の内側を温めるには、温性の食材を摂るようにします。

 

東洋医学では、ショウガ、ニラ、ネギ、玉ねぎ、らっきょう、マグロ、黒砂糖、シナモン、ニンニク、八角クローブ、シソ、ラム肉、うなぎ、エビ、ヨモギ、赤ワインなどが身体を温めてくれる食材として挙げられています。(食材だけ見てると中華料理がよさそうな(^_^))

 

黒色の食べ物もおすすめです。

 

 

冷たいものや水分の摂り過ぎは、身体を冷やすので、ほどほどにしましょう。

 

 

眠る前の一工夫

 

自律神経を整えるいちばんよい方法は、よい睡眠をとること。

 

しかし、お話を伺っていると、寝つきがよくなかったり、夜中に何度も目が覚めるとおっしゃる方が多いのです。

 

そんな方は特に、眠る1時間前は、感情が大きく動くようなことを避けて、脳に刺激を与えないようにしましょう。

 

よい眠りのために、眠る一時間前から避けていただきたいのは、以下のような事柄です。(睡眠に関して気になることがある方)

 

 

・ハラハラドキドキ、涙ポロポロのドラマや映画は見ない。(録画して、翌日やお休みの日中に)

スマホやパソコンでの長時間のネットサーフィンをやめてみる。

・長電話をして愚痴やネガティブな話をしないようにする。

・強い光を目に入れないようにする。(照明だけでなく、スマホやパソコンの光も)

・胃の中に食べ物が残っていると、消化するために眠りが浅くなることがあるので、飲食は早めに済ませておく。

・激しい運動はしない。

 

 

眠る1時間前は照明は少し暗めにして、のんびりとヨガやストレッチをするのがよさそうだなあと思います。

 

呼吸を意識する

 

お布団に入ってから、ゆっくりとした呼吸瞑想を5分ほどしてみるのもおすすめです(^_^)

 

 

足の裏の刺激

 

足の裏のツボ刺激でも、自律神経を整えることができます。

 

両手の親指をツボ付近にあてて、吐く息でぐーっと押し込み、吸う息で力を緩める、というのを繰り返します。痛みを感じるほど押す必要はありません。

 

私は湯船に浸かっているときに2つのツボを押しています。

 

 

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(ネットからお借りしました)

 

湧泉…足の指をくしゅっ丸めたとき、足裏のいちばん凹んでいるところ

失眠…かかとの中央です。

押すとズンとした響きを感じる人もいらっしゃるかも。

 

今月のヨガのクラスでも、まず、頭のてっぺんの百会(ひゃくえ)のツボを押し、湧泉と、肝臓に対応するツボを押して頂いています(^_^)

 

今月のツボ押しは、実は、自律神経を整えることも目指しているのです。

 

 

最近の私がしている足裏への刺激

 

疲れたときは、ツボを押す棒で足裏のツボや、足の親指を刺激したり、膝の下にある足三里(あしさんり)というツボにお灸を据えたりして、その日の疲れはその日の夜に癒しておく、というのをしてきました。

 

先日、せんねん灸のお店におじゃましたときに、足裏にお灸するのがかなりよいと知りました。

 

最近は、先ほど挙げた湧泉と失眠のツボにお灸をしています。

 

この2つは自律神経の乱れだけでなく、実は睡眠の問題も解決してくれるツボなのです。

 

失眠のツボはかかとにあります。

かかとは皮膚が厚いので、お灸を初めてする方でも熱さや怖さを感じずに、お灸を始められると思います。

 

足の疲れと冷えも取れ、私の場合はとても眠くなります。

冷えや睡眠でお悩みの方にはぜひお試しいただきたいなあと思います。

 

 

どれか一つでもお試しを(^_^)/

 

寒暖差疲労に陥らないためのセルフケアの方法を書いてみました。

 

いちばん簡単なのは呼吸かなと思います。

 

そして、温めることと眠ること。

 

次の週末にやってくる急激な寒さや冷えに負けないように、早速、今日から、セルフケアを始めましょう(^_^)

 

 

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愛用している足ツボを刺激する棒と、せんねん灸です。