夜になってから降り出した雨は、明け方になって止みました。
いつもこんな感じで、夜の間に雨が降ってくれたら、傘を持って歩くこともなくなるし、服や靴も濡れなくていいのですけど(笑)
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修了したマインドフルネス瞑想の学び舎から10月の半ばにメールが届き、即、参加申し込みをした、瞑想の終日プログラム(笑)
サイレント・リトリートの形なので、一日中沈黙したままいろいろな瞑想をします。
トイレ休憩などの時間はとられていなくて、自分の身体からの声に従って、お手洗いに行きたいときに抜け出し、休みたいときには休んでもOK、お昼ごはんも沈黙を保ったまま、マインドフルに食べる、という一日です。
一つの部屋にたくさんの人がいるのに、誰とも話さず、目を合わせることも慎みます。
黙ったままだと寝てしまいそうなので(笑)、3日前くらいから、睡眠時間を長めにし、疲れも翌日に残さないようにしていました(お灸とかサマハンとか(笑))。
だって、疲れている時に黙ったままじーっとしていると、寝ちゃうのです(^_^;)
特にあおむけでするボディスキャンのときは(笑)
瞑想の終日プログラムは、開始の瞑想から始まり、座ってする瞑想、ヨガ(座ったまま&立位)、歩く瞑想(室内&外へ出たりも)、座ってする瞑想の発展版 山の瞑想(頭の中でイメージを作る)、慈悲の瞑想など、今回も盛りだくさんでした。
お昼ごはんは食べる瞑想で
少し前に、マインドフル・ダイエットがテレビで紹介されていたので、ここでお勉強した以外の意識の仕方(この食材はどこからどうやってここにきたのか、など)も取り入れてみました。
他の人をまったく気にしないで食べる瞑想に取り組んでいたら、おそらく一番最後まで、もぐもぐ、ちびちびと食べていたようで、終了5分前になってそれに気付き、残りを慌てて掻き込んだのでした(^_^;)
他の人のお話を聞いてみると、残すという選択をして、食べるのをやめるという方法もあったようで(^_^;)
食べ物を残しちゃいけないというのが染みついているのでつい(笑)
歩く瞑想
外を歩く瞑想は、前回は春だったので鳥のさえずりが聞こえたり、菜の花が咲いていて、とても美しくのどかな景色の中を歩けたのですが、今回は秋。
晩秋ということもあって、枯れ草だらけです。
足の裏(実際は靴の底)で地面を感じながら歩いたのですが、枯れ草というものは、とてもふかふかしていて気持ちがいいなあということに気付けました。
枯れ草を刈りたてのところは垂直に立ちあがっていて、靴の底を垂直に突き上げてきます。
子どものころ、こうやって足裏の感触を楽しみながら歩いていたなあということを思い出したりもしていました。
これは雑念です(^_^;)
いつも意識が行方不明になるボディスキャン(笑)
ダメでした(^_^;)
途中でまた寝てしまっていました(笑)
やり方が少し変わったようで、ハーフ(ちょっと短いバージョン)と呼ばれるやり方になったみたいです。
短くても、正式なやり方でも、やっぱり寝てしまいます(^_^;)
誘導に従ってきちんと意識を向けているのですけどね。
ここが克服できない。
誘導の音源を聞いてするのではなく、自分でしていく方法だと眠らずに最後までできるのですが。
修行のしどころという感じです(笑)
慈悲の瞑想
終日プログラムの最後に、みんなで一つの輪になって、感想を全員でシェアする時間があります。
そこで「慈悲の瞑想が困難だった」とおっしゃる方がいらっしゃいました。
慈悲の瞑想はまず自分に、そして、身近でお世話になった人を思い浮かべ「幸せでありますように」と願う。
ちょっと端折りますが、最後には、嫌いな人に対しても同じように「幸せでありますように」と願う。
困難だった方は「嫌いな人に対してそう思うことは難しいです(^_^;) 」とおっしゃっていました。
私はヨガのお勉強の中で「互いに慈しみ、嫌い合うことのないように」とか「すべての人々が幸せでありますように」と習ってきて、唱えてきているので抵抗感は全くないですし、今回、気付いたことがありました。
すぐに思い出せるような嫌いな人が、今はいないかもしれない。
もちろん過去には、面倒だなあとか、苦手だなあとか、嫌いだなあと思う人たちはたくさんいました(笑)
でもそれを思い出すことはあまりなくて、もう過ぎ去ったこととして認知しているみたいです。
過去の出来事は、いまいくら考えても、もうどうにも変えられないのですから、と、お師匠さんがおっしゃっていたことを思い出します。
偶然のめぐりあわせ
プログラム開始時刻の10分前くらいに会場に到着したら、みなさんすでに、好きな場所をお決めになって座っていました。
私はあとからこそこそと、その隙間にお邪魔する形で座りました。
終日プログラムの終わり頃に4人で一組になり、グループシェアしたとき「ヨガをしてます」と自己紹介っぽく私が話すと、お隣にいた方が「先生はどなたですか?」とお聞きになりました。
お師匠さんの名前を出すとその方が「ああ!」と(笑)
聞くと、お隣の方はおととし、京都のヨガデーを実行委員の核となって進めてきたすごい方だったのでした。
私のお師匠さんも、市長とともに最前列でヨガをしていた、あの平安神宮のヨガです。
(京都の神社めぐりのブログ記事にも、京都のヨガデーの記事を貼りつけてました(笑) ←これも偶然だと思う)
その方とは、共通の知り合いもいて、ちょっと話が盛り上がりまして、京都で開催したときのヨガデーの苦労話など、ためになるお話をいろいろと聞かせて下さったのでした。
こんな場所でそんな方とお隣になるとは。ありがたい偶然でした。
また参加できたらいいな
今回は、現在お勉強中の24人(終日瞑想は欠席されましたが98歳の方が毎週お勉強にきているそうです。すばらしい!)と、これまでの卒業生の中で参加を希望した24人の 合計48人 +ネット配信に参加している人 という大人数での終日プログラムでした。
この先、お勉強する人が増えてくると、部屋の大きさの都合上、卒業生としての参加がむずかしくなるかもしれません。
1人でする瞑想もいいけど、こうしてたくさんの人と一緒に瞑想して、その結果をシェアし合う。
いろいろな感想や、考え方や、捉え方を知ることができ、世界が広がる感じがします。
私はこういう形がやっぱり好きなのだなあと再認識しました。
お勉強していたときの同期の人たちとも再会できましたし、またここで、みんなと一緒に、瞑想の時間を過ごしたいなあと思ったのでした。
蛇足 激しい疲労感
プログラムがすべて終わり、帰ることにしました。
駅のそばで立ち寄りたいところがあったので歩いていましたら、ものすごい疲れがどっと押し寄せてきました(^_^;)
重い丸太を背中に背負わされているかのよう(^_^;)
一日まるっと瞑想していたことで、疲れたのかな…。
立ち寄り先で用事を済まし、重い身体をひきずるようにして電車に乗り、乗り換えをし、最寄駅に向かう電車では完全に寝てました(^_^;)
家についてからもなお疲れは酷くて、なんでこんなに酷く疲れたのだろうと、自分でも怪しく思っていました(笑)
…おふろに入っていたら、理由がわかりました(笑)
瞑想のときに座った場所が、一日ずーっとおひさまが当たる場所で、耳の後ろや首の後ろを日焼けして、それによる脱水からの疲労感でした(笑)
お湯の熱さが耳や首に痛い(^_^;)
以前にも、日焼けによる脱水でしんどくなるのを2~3回経験していたのに、久し振りのことですっかり忘れていました(笑)
白湯を多めに飲み、果物を食べて寝たら、翌日にはすっかり回復していました。耳の後ろの日焼けのひりひり感以外は(笑)
日焼けには気を付けたいものです(^_^;)
瞑想は今日からでも始められます(^_^)