夏の果物、スイカ。子供のころから大好きです(^_^)
その年の気候にもよりますが、5月の終わりごろになると、熊本県産のものが出回り始めます。
暑さが増すにつれて、産地が、桜前線のように北上していきます。(スイカ前線と名付けたいです(笑))
何日か前に見たときは山形県からやってきたスイカが並んでいました。
奈良でもスイカは獲れます。しかし、まほろばキッチンでもスイカのスペースは縮小気味。
そろそろ今年のスイカも終わりなのかもしれません。
季節のものに間違いなし
クラスでも「旬の食べ物は身体にいいことだらけですよー」とお話をします。
スイカは利尿作用が強く『天然の白虎湯(熱を冷ます漢方)』とも呼ばれています。
9月ですが、まだまだ暑い日は続きます。
よほどの冷え性の方を除いて、スイカは積極的に食べていただきたい果物です。
スイカの皮(白い部分)、どうしてますか?
捨てるに決まってるでしょう?という方、ちょっとお待ちください(笑)
スイカの皮は、赤い部分よりも強い利尿作用がありますから、むくみにいいですし、潤いを与えてくれますから夏バテにもいいのです。暑さによるイライラを鎮める働きもあります。
でもスイカの皮ってそれほどおいしくないですよね(^_^;)
実はお漬物みたいにしてみると、とてもおいしく食べられます。
作り方は簡単です。
1.食べやすくカットしたスイカ。かぶりつく前に、赤い部分と皮を切り分けておきましょう。皮側に赤い部分を多めに残しておくとできあがりがとてもおいしくなります。
2.皮の部分を、緑色の硬い皮と白い部分に切り分けます。緑色のところは使わず、白いところだけ使います。
3.白い部分を、食べやすい大きさに切って薄切りにします。
4.ボールなどに入れて、軽く塩をふり、一晩冷蔵庫で寝かせます。
5.できあがり
できあがったものを水洗いして(塩気を抜く)、しっかり絞って、すりごまとちょっとのお醤油で和える、というのが私の父のやりかた。
私が子どものころから父は、スイカを食べるたびにせっせとこれを作り、翌朝のテーブルに上がってました。←白米によくあいます(笑)
母は「皮なんて捨てるものなんだから、やめてよねー(^_^;) 」とよく言っていました(笑)
他にも、
水洗いしてしぼったものを清潔なビニール袋に入れて、
・塩昆布で揉む
・はちみつとレモンと一緒に揉む
など、アレンジもできます。
塩分やクエン酸も取れるので夏にぴったりです。
塩揉みせずに、そのままお味噌汁の具にしてもいいですし、私はしたことないのですが、炒め物にしてもおいしいそうです。
スイカはウリ科なので、きゅうりの代わりに酢の物にしてもおいしいかも(^_^)
よかったらお試しください(^_^)
私は父のやりかたとちょっと違って、しぼらずに食べるのが好きです。揉むときの塩はほんの少し。一晩経つと赤い部分から液体が染み出てきて、それが白い部分に甘く絡んでおいしいのです(^_^)