今日から二十四節季の 大暑(たいしょ)です。
このところ、大暑という漢字にぴったりなすごい暑さで困ります(^_^;)
外に出ると尋常じゃない暑さで、汗をたくさんかきますが、実は汗のかき過ぎは、身体から水分を奪ってしまうだけでなく、パワーの元である「気」も消耗します。
気の消耗は夏バテにつながります。
夏バテ防止のためにも、過ごし方、食べ物など、工夫をしておきたいものです。
ヨガのクラスでは気のめぐりをよくする動きをしていますから、一緒にやってみましょう(^_^)
大暑の過ごし方
暑いところから涼しい部屋などに入ると、ほっとしますよね。
しかし、激しい寒暖の差や冷え過ぎは自律神経の変調をきたし、体調を悪くしてしまいます。
日中はもちろんのこと、寝る時もエアコンを使って室温を低くした方がよく眠れますが、冷え過ぎには気をつけましょう。
冷房の冷たい空気は上からやってきて、低いところにたまります。
冷房の効いているところでは首回りや腰回りを冷やさないように、ストールや袖のある上着などで調整なさってください。
また、素足にサンダル履きは足元が冷えてしまいます。
足元の冷えは、脚のだるさとむくみ、ふくらはぎにこむら返りを起こす原因になりますし、腰痛を引き起こすこともありますから、そういった症状を感じている方は、サンダル+靴下など、工夫をするといいと思います。
暑い時期は入浴もシャワーで済ませてしまいがちですが、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、冷えもとれますし、疲労回復にもいいです。
そして水分補給はこの時期、重要です。
喉の渇きを感じる時にはすでに、水分不足が進んでしまっています。
渇きを感じる前に、こまめにちびちびと水分を摂るといいです(一気飲みは禁物)。
糖分がたくさん含まれている飲み物は吸収が遅れますから、急ぎの水分補給には不向きです。
白湯や常温のお水をおすすめしたいです。(身体を冷やすのが第一目的なのであれば、冷たいお水をどうぞ)
大暑の食べ物
・やる気が出ない
・身体がなんとなく重だるい
・動悸、息切れがする
・食欲がない
これらは夏バテのサインかもしれません。
酸っぱい食べ物(酢の物、すもも、梅干し、レモンなどの柑橘類)は、汗のかき過ぎを収めてくれる働きがあります。甘みと一緒に摂ることで消耗した潤いを補うこともできます。
なす、トマト、きゅうり、冬瓜、スイカなどは、熱のこもった身体を冷ましてくれる働きがあります。
かぼちゃ、山芋、枝豆、とうもろこしなどは、夏の暑さで弱りがちな胃腸を元気にしてくれます。
ざっくりしたことを書いてしまうと、旬の食べ物はだいたい間違いがないです(笑)
また、夏は冷たいものがおいしいですが、胃腸が冷えると免疫力が低下し、夏風邪をひいたりします。←長引く(^_^;)
かき氷や冷たい食べ物や飲み物を召し上がった締めには、温かいものを摂るといいそうです。
(居酒屋での締めにお茶漬け、とか(笑))
スイカ
スイカ、大好きです!(^_^)/
水分たっぷりで甘みもあるので、身体の熱を冷ましてくれますし、甘みは潤いを補います。
水の巡りをよくしてくれますから、むくみのある方にもぴったりです。
(腎臓に問題がある方は控えた方がいいです)
橿原市のまほろばキッチンに行ったときに、スイカを買いました。
直径は25cmくらいでしたが、まるごと1個で500円!!
おしりのところの緑と黒のしましまが乱れていて、ちょっと黄色く変色しているものだったので特別に安かったようです。
お値段は安かったですが、地元で採れたものなので新しくシャキシャキ、とても甘くておいしかったです(^_^)
同じウリ科のメロンもこの時期おすすめです。
スイカ、メロン、きゅうりなどの、ウリ科の食べ物には利尿作用があります。
私のように、夜に大量に食べると、夜中に何度もお手洗いに行きたくなって、目が覚めますので(^_^;)、睡眠に敏感な方は明るい時間に食べるといいかなと思います。
まほろばキッチンでは他にもトマト、とうもろこし、オクラなどを買いました。
まほろばキッチンには夏のめぐみがいっぱいです。
適切に冷房を使いながら、旬のものをおいしく食べて、身体からのサイン(喉の渇きや冷え)にいつもより敏感になって、暑過ぎる夏を乗り切りましょう(^_^)/
どうかお元気で(^_^)