脂肪細胞には二種類あって、おなかなどについていて指でつまめるのが(^_^;) 白色脂肪細胞、もう一つが褐色脂肪細胞です。
昨日、NHKを見ていたら、褐色脂肪細胞が取り上げられていました(^_^)/
いつものクラスでもよくそのお話をしますし、先日の代行のクラスでもお話をした、あの褐色脂肪細胞です。
褐色脂肪細胞ってなに?
ものすごく簡単に言うと、脂肪燃焼のスイッチです(笑)
番組の中では、身体の中のヒーターの役目、と言っていました。
40歳を境にどんどん減っていく と私は教わりまして、番組でも同じことを言っていました。
減ってしまうことで、脂肪が燃焼しにくい(=お肉がつきやすくなる)身体に変わっていってしまうということなんです(涙)
これまでは 減っていく褐色脂肪細胞は二度と増えません という悲しい説があったのですが、今回の番組ではなんと!
増えるよ って(笑)
脂肪には白色と褐色との2種類があるとされていたのですが、6年ほど前に第3の色の名前のついた脂肪細胞が発見されたそうで。
その名前がベージュ脂肪細胞(笑)←白と茶色の間をとったのね(笑)
太る原因となっていた白色脂肪細胞が変化したものだと考えられているそうです。
ベージュ脂肪細胞は増やせるらしい
番組では、もともとあった褐色脂肪細胞とベージュ脂肪細胞を、まとめて褐色脂肪細胞と呼ぶことにしていました(^_^;)
褐色脂肪細胞を増やす方法として挙げられていたのが寒冷刺激。
寒くなると活発に働くそうです。
そこで紹介されていたのが、アイスベルトを首に巻く、です。
保冷剤を首に巻きつける感じです。
褐色脂肪細胞は鎖骨や背骨の周りに存在しているので、その部分を冷やすことで活性化し、脂肪燃焼促進、ということなのでしょう。
あとは、プールで運動するというのもいいそうです。
プールの水温は身体に対しては寒冷刺激になるので、褐色脂肪が活性化して、さらに運動なので、脂肪燃焼にいいとのこと。
でもね…
プールの運動はいいとして。
首回りを冷やすのってどうなんだろうなあと、番組を見ながら私は思ったのでした。
東洋医学では、首回りは夏でも冷やしてはいけないよ、と言っています。
リンパ液が滞って、首のコリが酷くなり、コリが起こることで血流も悪くなります。
首から上へ行く血流の減少は、大問題だと思うのです。
脳のはたらきも悪くなるし、お顔への血流減少はお肌の老化、シミ、シワの原因にも(^_^;)
そういえば、番組に出演していた人たちはみんな西洋医学のお医者さんでした(^_^;)
西洋医学と東洋医学とでは、正反対のことを言っていたり、相容れない部分がたくさんありますね。
私の経験上ですが、首のコリがある方や、リンパ詰まっているねーと言われたことがある人は、首は冷やさない方がいいかなと思います。
もちろん、熱中症対策などで冷やすのはOK、ダイエット目的などで不必要に冷やさない方がいいかなーというお話です。
まあ、今回は褐色脂肪を活性化!がテーマなので、そこだけにフォーカスしちゃうと仕方ないのかも(^_^;)
番組でも2時間以上は冷やしちゃダメだと最後のまとめで言っていました。
血圧の変動が起こって身体によくないことが起こる場合もあるんだとか。
なんでもやり過ぎはよくないですよね(笑)
褐色脂肪細胞については、第3のベージュ脂肪細胞の存在がわかってからまだ6年ほどなので、これから研究が進んでいって、もっといろいろなことがわかっていくんだと思います。
番組で紹介されたからといって、すぐにわーっと飛びつかない方がよさそうです(^_^;)
褐色脂肪を活性化する食事
番組では褐色脂肪を活性化する食べ物のことも触れていました。
見ていても、これは日常に取り入れても大丈夫そうな内容でした(笑)
DHA、EPA(青魚に含まれている)、唐辛子、黒こしょう、ショウガ、ミント、ペパーミント、タマネギ、ニンニク、和からし、ワサビ、シナモン、緑茶などが紹介されていました。
緑茶はカテキンがいいそうで、私は食事の最後、消化を促すためにも温かい緑茶をよく飲みますから、大食いでもそれほど太らないのかなあと思ったり(笑)
東洋医学で、梅雨の時期におすすめしている薬味野菜が、ここでも挙げられていました(^_^)
ヨガのクラスでは、褐色脂肪細胞を活性化する動きも行っています。
健康な暮らしのためにお役に立つようなお話もしています。
ぜひヨガのクラスにご参加くださいね(^_^)/