6月6日、近畿地方も梅雨入りしました。
梅雨に入ると今度は、いつ梅雨が明けるのかなーと思ってしまいます(笑)
テレビのニュースなどで [大神神社のささゆり園が見ごろ] と耳にするようになりました。
梅雨に入る前に行っておきたいなーとずっと思っていて、朝から出かけてきました。
朝の早い時間に行きました。
落ちた葉っぱのお掃除をしてくれている人があちこちにいらっしゃいます。
ここの方々のおかげで、神社の清浄さは保たれているんですね。
ささゆり園、今が見頃、とあります(^_^)
5/22から開園していたそうです。
この看板によると『拝殿に参拝してから入園することができます』と書いてありますね。
では、まずお参りにいきましょう。
手水舎にあるのは蛇。
大神神社では蛇も神様で「みーさん」と呼ばれているそうです。
ちなみに奈良の春日大社では鹿の口からお水が出ています(笑)
蛇の大好物のたまごがお供えとして置いてあります。
昔、参道を蛇が横切っているのを見たことがありますが、最近は見ることがありません。
拝殿を見上げて。
早朝の清浄な空気も相まって、気持ちのいいお天気です。
大神神社のお祈りはこれだそうです。
最後に三回唱えました。
祈祷殿に行きましたら、朝いちばんの祝詞を聴くこともできました。
お坊さんもそうですが、神職の方も声がしっかりとしていて素敵な響きです。
やっとささゆり園に着きました。
入場無料です。
入ることができるのは毎日9時から16時までの間です。
写真の右下の方に木の箱があります。
来年もユリが綺麗に咲くようにと、わずかばかりですが気持ちをチャリンと入れてきました。
入るとこんな感じ。
舞洲のゆり園みたいに、もっとたくさん咲いているのかと思いましたが、ちらほらです(^_^;)
回遊式になっていて、ひっそりとユリが点在しています。
一番最初に目についたのはオレンジ色のユリ。
たぶんオニユリだと思います。
これがササユリです。
ササユリは日本だけに生息するユリです。香りがとてもいいんですよ(^_^)
ササユリは自然環境の変化や乱獲によって数が減ってしまっていて、自然での繁殖はほとんど期待できないんだとか。
大神神社のささゆり園も、全国の有志が育てたササユリを分けてもらって、この地に植えています。
ササユリの根元には、どこからやって来たササユリなのかの標識が立ててありました。
ササユリは種を蒔いてから咲くまでに、6年かかるんだそうです。(自然の中だと10年かかります)
ささゆり園に咲いているユリたちも、6年もの間、愛情を受けて、生育と休眠を繰り返し、無事に花が開いたものです。
写真を撮っていたら、ささゆり園のお掃除をしていた巫女さんが「こっちにはピンクのがあるんですよー」と教えてくださいました(^_^)
白も清楚な感じで素敵ですが、ピンク色のユリは可愛らしい感じがします。
ささゆり園は6月18日(月) まで開園予定だそうです。