今日もよい日

ストレスのお薬としてのヨガ。お医者さんたちも、ヨガと瞑想に注目しています。

充実感と寂しさ

 

 

マインドフルネス瞑想の講座の最終回でした。

 

これまでにも何度かマインドフルネスのお勉強に東京や大阪に行ったりもしていましたが、どれも一日または数日で完結の講座でした。

 今回の講座は継続して学べるものだったので、週に一度、講義を受けに行っていました。

 

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去年の秋に『東洋の瞑想』みたいなお勉強の会に参加したことで、今回の講座のことを知りました。

『受けたい!』と思ったのですが、そのときにはもう一連のプログラムが始まっていて、講義の半分くらいが終わってしまっていたのでした。

『また開催されます、詳細は年明けに』とHPにあったので、募集が始まるのをずっと楽しみにしていました。

 

年明けすぐに無事に申し込みできて、それからまたワクワクしながら待っていました。

 

開講の前の日も興奮してちょっと眠れず、当日もやはりワクワクしていて、教室についても、とてもワクワク(笑)

ワクワクが止まらない!ってこういうことなんだなあとわかりました(笑)

 

初日、受講生みんながそれぞれに自己紹介しました。

仕事のストレスが強い人や、生きにくさを感じていたり、これから心理系の道に進むためにマインドフルネス瞑想をお勉強にきていたり、すでに臨床の現場にいらっしゃる専門職の方も。

 

お住まいもいろいろ。

 

新幹線だけでなく、飛行機に乗ってまで講座を受けにくるのです。夜行バスの人はいなかったな(笑)

 

また、同じヨガの学校の先輩後輩もいたりして(これは予想外だったけど、いま落ち着いて考えるとありえることでした)、年齢もお仕事も本当にいろいろな人がいました。

 

講義の中で、シェアする時間があります。

瞑想の結果(瞑想によって自分の内側を探索した結果)をお互いに話す時間は、とても興味深く、楽しいだけでなく、『同じお題でもそういう反応も生まれるんだなあ』と勉強になりました。

 

いまのスタイルでヨガをするようになったきっかけを作ってくれた学校でも、こうやって瞑想→シェア、という時間があって、とても好きだったなあということを思い出したりもしていました。

 

 

毎週課題が出ます。それを家で毎日こなしていきます。

その中にはヨガも入っています。これは得意分野(^_^)

苦手なものもありまして、でもそれをなぜ苦手と感じるのかなどと思いを巡らすのも瞑想。

苦手なことも、課題だから仕方なくやります(笑)

いつもは楽しいこと、楽なことばかりを選択して、嫌なことは回避しがちな私なので、達成感がものすごくありました(笑)

 

仲間と一緒にやっているという一体感みたいなものも感じたり、苦手な瞑想の課題が共通していたりして『みんなも苦手と思いながらも、家でもがんばっているんだろうなあ』と思いながら、私もがんばることができました。

 

何かに似ているなあと思ったら、チームスポーツの世界に似ていると思いました。

一緒に練習して、苦手なことにもチャレンジして、何かに気付いて、達成感と一体感を感じる。

最近あまり感じることがなかったので、とても新鮮な気持ちにもなりました。

 

 

前々回の講義が、過去に受講した卒業生の先輩方と、同じ期の夕方の部のみなさん(私はお昼の部)と合同で瞑想するという日でした。

いつもよりたくさんの人数で瞑想をして、初めましてのみなさんともシェアしたりしました。

お昼ごはんをまるっと瞑想にあてたり、外に出掛けての瞑想もあったり、いつもよりも盛りだくさん。

長時間の講座でしたが、とても楽しかったのでした。

 

合同の講義が終わって、先生方からのお話をちょっと聞いていた時に『あと二回で終わっちゃうんだなあ』と気付きました。

 

楽しい時間は続かない。

せっかく、お題をもらって内側を探索して、心開いて結果をシェアできる仲間ができたのに。

 

そんなことを感じてしまってからの講義だったので、前回は、いつものワクワクの合間に、寂しい気持ちがちょろちょろと顔を覗かせる時間になりました。

ちょっと落ち着かなかったです。

 

 

そして最終回の講義。

それぞれが感想を述べます。

私はいつものようにまとまらない感じで(^_^;)

取り組んできたことでの想いや、みんなに伝えたい言葉や詩、そしてこれまで心に秘めてきたことを告白する人もあり、ありがたい時間となりました。

 

 

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9歳の夏にテレビ番組の影響で、瞑想の真似事みたいなことを母と始めました。

 

それからほぼ毎日、寝る前に瞑想の真似事をずっとしてきて(疲れ切って寝てしまう時もあります(笑))、そして、大人になってからお寺の瞑想を体験したり、ヨガを始めたことで、瞑想の種類の幅が広がりました。

 

真似事のときにはまだ気付けなかったあれこれを知ることもできました。 

 

 

今回の瞑想の講座では、さらに種類の幅が広がり、また内面の観察を細分化することを教わりました。

もっと繊細に、丁寧に内側を観るという感じでしょうか。

 

 瞑想したことでの変化

 

お寺で瞑想を教わったあたりから、少しずつ自分自身がいい方向に変わってきたと、私自身、感じてきました。

身近な人たちからも「変わったねー」と言われるようにも。

まるくなり、やさしくなり、いい意味で鈍感になり。(悪い意味でも、かも(^_^;))

 

自分自身が変わったことで、取り巻く環境や人々もとても優しくなり、味方が増え、生きていくのがさらに楽になったという実感があります。

きっともともと、世の中は優しかったのに、そこに目が向いていなかっただけなんだと思います。

 

目の前に困難がきて、感情が乱された時、それに自分自身が巻き込まれてしまうと世の中の厳しい顔しか目に入りません。

でもその困難に対して意識的に距離を作って、俯瞰できるようになると、優しい顔に気付くことができ、感情を乱されることも少なくなります。

そして、感情が乱れるようなことがあったときに、そこに巻き込まれ続けるのではなくて、早めにそこから脱出して、気持ちを切り替えることもできるようになります。

 

  私たちは感情の奴隷ではないのです。

 

いろいろな瞑想を続け、内面を見つめることで、心に余裕を持てるようになります。

相手への思いやりの心も生まれて、いい人間関係を築くことができるようになります。

 

 

今回の瞑想の講座でも、身体や思考、感情、行動(のクセ)を見つめてきました。

瞑想として時間を作って取り組む他にも、普段の生活のあれこれを瞑想の題材にしてみたりも。

困難もありましたし、ワクワクもありましたし、発見もありました。

 

講座としては終わってしまい、一緒にお勉強してきた仲間とも離れてしまうのが寂しいです。

何回か前に仲間の一人にその気持ちを話したところ『そうでもないけど』という反応でした(笑)

一人で盛り上がってたとしても、楽しく取り組めていたらもうそれでいい(笑)

 

学んだ瞑想のあれこれを、いつもの瞑想時間に取り入れて行きたいと思います。

卒業生として、また講座に参加したいなあと、まだ終わったばかりなのに思っていたりします(笑)

 

またみんなに会えますように!(^_^)/

 

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とても綺麗なお月さまです。満ち足りた今日の私みたいです(^_^)

思い残すことがあるとしたら、みんなで打ち上げしたかったです(笑)