今日は二十四節季の 穀雨(こくう)です。
田植えの準備がそろそろ始まり、それに合わせるように、柔らかな雨が降り、穀物の種まきと成長を助ける時期です。
また、木々の緑が雨に濡れると、いっそう美しく見える頃でもあります。
雨降りは憂鬱な気持ちになりがちですが、雨降りにも何かいいことを見つけられるといいように思います。
穀雨の過ごし方
穀雨からだんだんと雨が多くなってきます。
そして、雨と言えば湿度。
湿度が高くなってくると、胃腸が弱くなってきます。
冷たい食べ物を食べ過ぎたり、お水をゴクゴクと大量に飲むことはなるべく避けるようにすると、夏を元気に過ごすことができます。
今日の奈良は最低気温が11℃、最高気温が27℃でした
このように季節の変わり目につきものの気温の大きな変動や、新しい環境になったことで、ストレスを感じて、お疲れの方もいらっしゃるかと思います。
春の陽気を取り入れると、気の巡りがよくなり、気分が変わるかもしれません。
朝にお散歩をしたり、森林浴に出掛けたりすると、自然の気をたっぷり取り入れることができます。
伊勢神宮も、當麻寺も、新緑の中で歩くことができて、とても気持ちよかったです。
私のクラスでは、気の巡りがよくなる動きを取り入れていますし、5/13のイベントも、大都会の自然の中でヨガをします。
外でする室内のヨガとは違った気持ちよさがあります。
お時間のある方、ぜひ なんばパークスへお越しください(^_^)
穀雨の食べ物
気の巡りをアップさせるのにいい食べ物があります。
それは香りの強い食べ物です。
セロリ、パセリ、春菊、ミント、三つ葉などが気の滞りを解消してくれます。
イライラや憂鬱な感じがあるときに食べてみましょう。
気の巡りをよくするツボ
労宮(ろうきゅう)というツボを押しましょう。
気の巡りをよくして、ストレスの解消に役立つツボとされています。
場所は、拳を作った時に、中指と薬指の先が当たる手のひらにあります。
息を吐きながら、親指でそのツボをぐーっと押し込んで、吸う息で緩める。
これを10回ほど繰り返します。反対の手も同じように押してみましょう。
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ヨモギも香りがいい食材ですから、この時期には嬉しい食材のひとつです。
乾燥させたヨモギの葉をお風呂に入れるという入浴法もあります。
すがすがしい香りが気持ちをすっきりさせてくれます。
数日前にヨモギがお店に並んでいるのを見つけました。
売り場には、ヨモギを使った蒸しケーキのレシピも置いてありました。
私が子どものころから、両親は年末になると、お雑煮用の餅つきをしてきました。
ある年は、ヨモギが手に入ったので草餅を作りましたが、市販のものとは全く違うおいしさがありました。
この時期に摘んだ柔らかなヨモギの葉を茹でて軽くしぼって、それを冷凍しておき、年末の餅つきのときに混ぜて使います。
スーパーのビニール袋一袋分くらい買い求めました。
おいしい草餅が食べられるかもと思うと、お正月が楽しみです(^_^)