今日もよい日

ストレスのお薬としてのヨガ。お医者さんたちも、ヨガと瞑想に注目しています。

春分の日です

 

 

 朝から雨と突風、寒の戻りですが、今日は二十四節季の春分です。

 

二十四節季の中で、今日の春分の日と秋の秋分の日だけは、国民の休日になっています。

 

二十四節季には、例えば冬至があったり、節分があったりするのに、なぜこの二つの日だけが祝日になっているのか不思議です。

 

なので調べてみました。

 

 

宮中の祭祀がはじまり

 

古来から春分の日秋分の日に、歴代の天皇や皇后などの霊をお祀りする祭祀があって、明治天皇のころに休日として定めたようです。

 

戦前は天皇制でしたから、皇室の行事を中心として、休日が決められていました。

 

戦後に民主主義の時代に変わったときに、天皇制に基づく休日は廃止されました。

 

春と秋のお祀りは皇室だけの行事となり、もともと休日だったこの2つをあらためて国民の休日として定めました。

 

 

春分の過ごし方

 

春の陽気が強くなってくる時期です。

 

この時期は人の気も春の気につられるようにして上に上がるような感じになります。

 

しかし、ちょっと前まで冬眠をしていたような状態でしたから、心も身体もついていけません。

 

この時期はイライラしたり、気分がふさいだりと不安定になりやすいです。

 

また気温の変化も激しいので、自律神経のバランスを崩しやすくなります。

 

冬の間に溜め込んでいたあれこれが、暖かさによる身体のゆるみとともに出てきやすくなります。

 

のびのびとゆったり過ごすのがいいそうです。

激しい運動よりも、ゆったりとしたヨガをおすすめしたい時期です。

 

 

お彼岸ですが、お墓まいりに行けなくとも、家でおいしいお茶などをゆっくりと飲みながら、先祖に思いを馳せる時間を作ってみてはいかがでしょうか。

 

思い出してあげることがいちばんの供養、と聞いたことがあります(^_^)

 

 

春分の食べ物

 

冬に溜め込んだ老廃物の排出のためにも、苦い食べ物をどうぞ。

 

啓蟄のころにも書きましたが、タケノコ、ワラビ、フキノトウ、ゼンマイ、つくしなどの旬の山菜を食べて、新陳代謝をよくするようにしましょう。

 

イライラが止まらない人は、苦みのある食べ物を。

セロリ、苦瓜、春菊、パセリ、菜の花、グレープフルーツなどがおすすめです。

辛いものは避けるようにしましょう。

 

 

旬の食材は他にもあります。

 

グリーンピースも出始めるので豆ごはんもいいですね。

 

シラスもこの時期から獲れます。

兵庫県の春の食材、イカナゴは今年は不漁、なかなかのお値段で手が出せないと聞いています(^_^;)

 

海のものだとアサリもいいそうです。

アサリのお出汁には「タウリン」という成分が豊富に含まれています。

栄養ドリンクのCMでよく耳にする「タウリン1000mg配合!」のタウリンです。

肝機能を促進させ、アルコールの分解の役に立ちます。血液をさらさらにする成分でもあります。

血圧を下げてくれますし、動脈硬化をはじめとした生活習慣病の予防も期待できます。

ビタミンBは疲労回復にもいいですし、ミネラルが豊富に含まれているのが春先のアサリです。

 

 

旬の食材は食べないよりは食べた方がいいと昔から言われています。

 

おいしいだけでなく、栄養満点。

 

スーパーなどで見つけたら、ぜひお買い求めくださいね。

 

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秋分の日には、昼と夜の長さが等しくなるとされていますが、その年によっては等しくないこともあるそうです(^_^;)