キラキラとした、慌ただしい一か月のはじまりです。
「慌てる」の [慌] という漢字
慌てるの『慌』は『心』(りっしんべん)に 『荒 』れると書きます。
バタバタしている時ほど、うっかりがあったり、思いやりを忘れてしまったりします。
ちなみに忙しいの 『忙』 は、心を亡くすと書きますよね。
『慌』も『忙』も、部首の組み合わせを考えると、とても怖いイメージです。
どうしても急がなければいけないときはあります。
もし、それを予測できるのであれば、あらかじめ準備しておいたり、時間に余裕を持つようにすると、慌てなくても大丈夫かもしれません。
心が荒れ、心をなくすことが続くと、人間関係や、ご自身をとりまくいろいろなことがささくれだってきて、あれこれが上手に運ばなくなってしまうんじゃないかと、私は思います。
街中もキラキラして、なにかと気ぜわしい12月ですが、そんなときこそ、
1分でいいから、呼吸に意識を向けていただきたいと思います。
自然にしているその呼吸をただ見つめる。
なくしそうな自分の心をその1分で取り戻したら、不必要に慌てなくてもよくなりそうですし、自分を見失うことはないままに、キラキラとした流れに上手に乗って、楽しく過ごせそうな気がします(^_^)
12月が、素敵な一か月になりますように。