森ノ宮駅に降り立つのは初めてかもしれません。
七之助さんの公演を観てきました。
こんなトラックが停まっていました。
快晴です!(^_^)/
3部構成になっていて、
最初は芸談といってお話のコーナーから始まります。
この公演は小さな芝居小屋も回っているそうなのですが、岐阜の3つの小屋は、ものすごい山の中にあったりして、大変だったとのこと。
勘九郎さんは最近ウォーキングにはまっているとおっしゃっていました。
これまで足が悪いのもあって、歩いたりはしてなかったけど、来年の大河ドラマでマラソンランナーの役をするので、フォームを教わったりして、歩くようにしてたら、とても楽しいそうです。
前の日も、大阪城公園の周り(3.5km)を1時間かけて2周したそうです。
その場に遭遇したかった(笑)
足が悪いことについては、歌舞伎の舞台観ていたときに、露わになった勘九郎さんの膝がコブみたいになっているのがとても気になっていたのですが、職業病なんでしょうね・・・。
染五郎さんのヒザにもコブがあったなぁ。
膝を怪我したことあったそうですけど、マラソンランナーの役。
大丈夫なのかなあとちょっと心配になったりも(^_^;)
七之助さんは、今年、新作歌舞伎に3つも出られたのが
よかったとおっしゃっていました。
10月のマハーバーラタのときの役のお話をしてくださったのですが、お芝居の中ではまったく触れられていなかった、神様にかけられた呪いの背景のお話などしてくださって、演目としてだけでなく、ちゃんと哲学の部分もお勉強なさっているんだなあと勝手に親近感(^_^)
質問タイムもあって、会場で挙手した3人の方が
それぞれおもしろい質問をなさっていました。
去年のこの公演で、私も実は質問したいことがあって、
でも勇気がなくて手を挙げられず(^_^;)
今年は、どじょうすくいで度胸つけたこともあって、手を挙げる気まんまんだったのですが、今年の席は、
舞台から遠すぎて、またもや断念(笑)
これは質問するなということなのかもしれません(笑)
七之助さんはお父さん(勘三郎さん)と恋人役をやったときの、叱られた苦い思い出について語っていらっしゃいました。
お父さん亡くなるの、早すぎますよね・・・。
5月の松竹座の思い出についても語っていらっしゃいました。
七之助さんはずっと出っぱなしで、すっぴんでいられる時間が15分しかなく、お肌の調子が悪くなり、それを今でも引きずっていると。
ケアのお話しなどもされていて、女の子よりも女の子らしいのかも(^_^;)
休憩ののち、歌舞伎の時間です。
棒しばり、藤娘という2つの踊りの演目を、この公演ではやります。
棒しばりは、お酒が飲みたい家来が、滑稽なやりとりをする踊り。
勘九郎さんの担当です。
動きも顔も本当に面白くて、本物の酔っ払いみたいな顔をしていました。
藤娘は七之助さん。
玉三郎さんと二人で藤娘をしているのを観たし、玉三郎さんが1人で踊っているのも見ましたが、歌舞伎2年生の私に違いはわからず(^_^;)
ただ、お人形さんみたいに可愛らしい顏としぐさで、観ている私は夢の中にいるようで、ぽわーんとなってしまいました(^_^;)
パンフレットも購入しました。
演目のあらすじが載っていたり、写真もたくさん。
名古屋で観た中村座のときの写真もありました。
お城を借景にした写真や、弁天小僧の露わな写真(笑)
赤坂大歌舞伎もありましたし、野田歌舞伎のお写真も。
お父さんのお写真もいろいろ。
それと、紙上アンケートというのがあって、
パンフレットは、のちに見直して、
想い出に浸るためのアイテムです(笑)
今年も、いいものが観れたなあと思います。
楽しいもの、綺麗なものは、心に栄養をくれるような気がします。
来年こそは、発売日に忘れずにチケットとって、席が前の方になるようにしようっと(笑)
おまけ
入り口のポスター。
大竹しのぶさんとの関係性を知っていて
この2枚を並べているのだとしたら、粋です(笑)