アケビです。
やわらかいベッドにふんわり鎮座する果肉。
断面はこんな感じ。
口に含むと、可食部はほとんどなく、ほぼ種です(^_^;)
食べられる部分は、よく熟した柿の、種の周りのゼラチン質によく似た食感で、とても甘いのです。
久し振りに食べてみて思ったのですが、アケビは、食べる瞑想に使えそうです(^_^)
小学校1年生のとき、自然あふれる場所に住んでいました。
友達の家の山には、このアケビも自生していて、近所の子どもたちみんなで食べさせてもらい、種を飛ばす競争をしたりしていました。
この頃の私はよく言えば活発、悪く言えばおてんばで、木登りしては服を破いて帰ったり、犬に噛まれたり、高いところから落ちて怪我をしたりと、両親には心配ばかりかけていました(^_^;)
でも。
この頃は、とても幸せだったなぁと思います。
心配事と言えば親に怒られることくらい(笑)
いちばんのびのびと生きていた時期だったと思います。
アケビは、そんないい時期を思い出させてくれる、なつかしい果実です。
追記:
皮は食べられるのです。
綺麗な紫色をしていて、目によいアントシアニンが豊富です。
強い抗酸化作用をもち、美肌、肝機能障害の軽減、視力向上、糖尿病予防に有効とされています。
茄子と一緒に油味噌炒め(じっくりと炒める)にしました。
ほのかな苦みがおいしい一品です。
思い出の果実、ありますか?