マインドフルネスヨガのクラスを開講して
3か月経ちました。
制約なく、瞑想を気兼ねなくお伝えできる幸せをかみしめています。
私がいちばん最初にお勉強したヨガは、今振り返ってみても瞑想からはほど遠く、
『ただポーズしてます風だなぁ』と、
ヨガ初心者の私でも違和感を感じるものでした。
それで、ヨガをお伝えする立場から一度離れて、
教えを乞う側になりました。
いろいろなスクールがありまして、
お金をドブに捨てたなぁと後悔するところも(笑)
そんなとき、お寺さんで瞑想指導を受けることになりまして、そ れが私の [初めての瞑想体験] になったのです。
その時におこなったお寺の瞑想は、
常行三昧(じょうぎょうざんまい)というもので、
簡単に書くと「仏様の周りをぐるぐると歩く」というものです。
お坊様の誘導に従って、足裏の感覚に意識を向けながらゆっくり歩くのですが、これがすごく気持ちよかった!
頭の中が整理整頓されたスッキリ感。
今でいうマインドフルな状態。
しかし、日常的に瞑想することにはつながりませんでした(^_^;)
そして、ヨガを教える立場に戻りまして、今、メインでお勉強しているところとご縁がつながりました。
ここは、
ヨガ=ハタヨガのポーズと呼吸を通して内観する
つまり、ラージャヨガ (王道の古典的なヨガ)を
学べるところだったので、ここで教えていただくヨガの時間すべてが、瞑想となりました。
そこでお勉強するようになってから、周囲の人から
「穏やかになったね」と言われるようになり、
いろいろなことがうまくいくようになりました。
そして、興味が深まって、瞑想だけのお勉強にも出掛けるようになりました。
そこもいろいろなスクールがあり、性懲りもなく、またお金をドブに捨てたことも(笑)
あるところで [感謝の瞑想] というものを教えていただきました。
その日一日の中で、よかったことを思いだして、
よかったことが起こるまでのあれこれに感謝する、
というものでした。
…やってみて、思い出しました。
まだ小学生のころ、テレビを見ていたら、霊能力者と呼ばれている人が
「今日一日が無事に終わったことを、
夜、眠りに就く前に、
また、何かいいことが起こるたびに、
ご先祖さまや神様仏様みたいな存在に
感謝しましょう。」
と言っていました。
早速、その夜から、母と二人、それを実行することにしました。
初めのころは、いいことが起こったかどうかはまったく手応えありませんでしたが、私はなんとなく、ずーっと続けていました。
ヨガをみなさんにお伝えするようになった今でも、です。
先にも書きましたが、
お寺での瞑想が初めての瞑想だと思っていたのですが、子どもの頃から毎晩おこなっていたこの夜の習慣、実は瞑想だったんだなあ。
感謝の瞑想を教えて下さった先生に感謝です。
みなさまもよかったら、ぜひ(^_^)
瞑想がもたらすよいことは、また別の機会に書きたいと思います。
とりあえずやってみる、
そして続けてみるというのが 大事だと思います。
おまけ。
大人になったある日、母と話をしている中で、あの日からずっと、感謝の瞑想を続けてることを話したら、
「え、まだやってたの!? お母さん、すっかり忘れたわ(笑)」
と、母は笑っていました(^_^)